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【田辺三菱製薬】据置:A p/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 18d0092

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https://www.jcr.co.jp/

1 8 - D- 0 0 9 2

2 0 1 8 年 4 月 2 4 日

株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

田辺三菱製薬株式会社

(証券コード:4508)

【据置】

長期発行体格付 A+p

格付の見通し 安定的

■格付事由

(1) 国 内 売 上 高 6 位 の 医 療 用 医 薬 品 メ ー カ ー 。 三 菱 ケ ミ カ ル ホ ー ル デ ィ ン グ ス の 連 結 子 会 社 ( 出 資 比 率

56%)で同グループのヘルスケア事業の中核を担う。売上収益の7割超を国内医療用医薬品が占める。国

内市場でのプレゼンスは大きいが、長期収載品比率が約 60%と高く、薬価改定の影響を受けやすい。一 方、海外での事業展開を加速しており、17 年には米国で ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬を発売した ほか、イスラエルの医薬品企業ニューロダーム社を買収し開発パイプラインを強化している。

(2) 医療費抑制策が強まるとともに、新薬開発の難易度が上昇しており、医療用医薬品市場の事業環境は厳し い。当社では、長期収載品の販売減などを受け国内で減収圧力が強まっているが、米国で発売した ALS 治療薬を中心に海外で販売を伸ばしている。多発性硬化症治療剤などのロイヤリティ収入の業績貢献も見

込まれ、当面、800 億円前後の営業利益を確保できると想定される。また、財務基盤は堅固である。以上

を踏まえ、格付を据え置きとし、見通しを安定的とした。

(3) ALS治療薬に加え、ニューロダーム社の後期開発品も米国での発売に向け開発が進んでいる。世界最大の 市場である米国で事業基盤が確立されつつある点は、収益の拡大と安定化に資すると考えられる。一方、

国内では、2 型糖尿病治療剤などの新薬の育成に努めているが、長期収載品の販売減を十分には補えてお

らず、減収基調で推移する可能性が高い。長期収載品の価格引き下げなどで医薬品のライフサイクルが一

段と短期化する中、開発速度をさらに上げ、国内外で新薬を継続的に発売していくことが重要になる。

(4) 季節性インフルエンザワクチンなど後期開発品の増加を受け、18/3 期以降の研究開発費はやや増加する 見通しである。ただ、米国での販売増により底堅い売上収益を確保できるとみられるほか、固定費の低減

など業務生産性改革も進めている。当面、安定した収益力を維持できると考えられる。17年 12月末の親 会社所有者帰属持分比率は86.5%と高く、約1,200億円を投じたニューロダーム社の買収後も手元資金に 余裕がある。

(担当)本西 明久・佐藤 洋介

■格付対象

発行体:田辺三菱製薬株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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https://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年4月19日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:窪田 幹也

主任格付アナリスト:本西 明久

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「医薬品」(2011年12月7日)、「親子関係にある子会社の

格付け」(2007年12月14日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 田辺三菱製薬株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. 非依頼格付について:

本件信用格付は格付関係者からの依頼に基づかない信用格付である。国に対する信用格付である場合を除き、依

頼に基づく格付と区別するため格付記号の後に「p」を表示している。格付関係者からは、信用評価に重要な影響を及

ぼす非公表情報を入手している。

10.JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

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